
ベーゼ教授による北ドイツ巡検 氷河地形、ハルツ山脈、レス
氷河地形シリーズ:グランドモレーンの波状地形は周氷河作用およびコルビウムを受けていること、ザンダー上にあるデッドアイス(氷床から切り離された大きな氷の塊)の窪地は植生が周囲と違うこと、Liedtke地図にある氷床停滞をどんどんと乗り越えて北上していく・・・ Poel島では海岸の露頭で氷河成堆積物をじっくりと観察。GeschiebemergelやGeschiebelehm、プッシュモレーンの地質構造を見て感動、本当にぐちゃぐちゃで、石灰質を多く含んでいた。直径1m以上の巨大な石が氷河によって運ばれてきた(だろう)ことを目の当たりにできた。
迷子石みたいな巨大な礫がごろごろしている北ドイツ。昔の人々がその石を集めた場所も見たが、まるで何かの儀式のための場のようだった。非常に魅力的な迷子石という存在。ゲーテも論文を書いている。
オランダ人たちはユトランド半島の西部まで来て、ポルダーで知られる彼らの排水技術を駆使し、干拓を行っている。確かにその景観はオランダ的な低地で、0m低地に細長く続き排水路とそれを囲うように伸びる堤防が構成していた。
エスカーの上も少し掘った。感動。氷河の先端で氷中-、氷上-、氷下堆積物が開放されるところにできる細長い高まりがエスカー。氷がここまできていたということを示す地形。
その他、マスムーブメント、ハルツ山脈の露頭の数々、恐竜の足跡、ペルム紀の堆積物、ゲーテの変成岩発見場所などなどなどなど、数多く、見学地点を巡る機会を与えられた。
氷河地形シリーズが見れて大満足。
