より大きな地図で Berlin市内 を表示

2009年ベルリンでの研究滞在のブログです。 修士課程、地理学、ベルリン自由大学、マルゴットベーゼ教授、氷河地形 Palaeo Environmental Change Since The Last Glaciation in the Northern part of Oderbruch, NE Germany. Research activity on DAAD scholarship (05-11. 2009)

2009年9月20日

9/7-11バルト海・ダース巡検 withディルク

 バルト海のリューゲンに静大教授(教育学)および友人数名と遊びに行った次の日、ふたたびバルト海沿岸のダースにプロジェクトアルバイト(研究調査)で行く・・つもりだったものの、リューゲン島からの帰り道を迷いに迷い、6時間(行きは悪天候+朝食とったけど3時間)かけて帰宅したので疲労困憊、よってひとり予定を1日ずらし、後から電車でバルト海まで北上した。
 ダース(半)島の海岸侵食の問題を中心に、今回の団体には2つの調査グループ(人文的アプローチと地形的アプローチ)+一匹狼(砂浜を彷徨って、待ち合わせどおりに来ない砂浜放浪者Strandläufer笑)がいたが、僕は当然地形的アプローチグループに参加。4人の学生はみなバチェラーだけど途中で専攻を変えてきた4人で、そのうち一人は教育学からの転身で、バイエルンで教員養成課程を半分終えてたのこと。なんで地理、しかも地形に来たんだ。(彼曰く、自分にあってそうだと思ったとのこと)
 調査方法を学ぶことが目的なので微地形の測量、ボーリング(ハンマー+原動機)、露頭観察をした。特に露頭は例のごとくスコップで半日、10メーターくらい掘ったのだが、幸いにもプッシュモレーンの氷河テクトニックglaciotektonikの様子が観察されて非常に嬉しく、またおそらくこれが今回の滞在の最後の”観察”になるだろうから、いっぱいサンプルを文学的な意味でのお土産として持って帰った。
 結局、地形については面白い結果は残せなかった。しかし、かれらが、ボーリングした堆積物を各人手にしたナイフで個別に色んなところをぐちゃぐちゃにしながら、適当に手にした堆積物を手に広げて、一生懸命自分の推測を語っている姿は面白かった。もっと堆積物良く見ろよ、って怒られると思う。形式論理のドイツ、積み重ねた実証観察より論理構造に頼る推測の方が重宝されるところ、もある国。

このブログを検索